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感想
ライム達の心(記憶)はどこへいってしまったんだろう。それがラストを見た直後に最初に思ったことです。
ライム、チェリー、ブラットベリー、3人の心は小樽君に育てられ、「僕が欲しかったのは、大切な事が感じられる人間の心だったんだ!」というくらい成長しました。
その「大切な事が感じられる人間の心」にまで成長したライム達の心(記憶)はネオメソポタミア号の爆発とともに消えてしまったんでしょうか?
さらに人間になることを望んだ訳でもないのに人間として生まれ変わるなんて....そう考えると私はどうしても納得できませんでした。
どうして今までどうりの生活にライム達を帰してあげなかったんだろう。そう思いました。
しかし、小樽君の思いに気づいた時、私の思いは変わりました。
小樽君は、初めライム達を愛していました。これは男女の恋愛感情です。
しかしライム達と一緒に生活し、時に一緒に闘い、共に泣き、共に笑っていくうちに小樽君のライム達への愛情は劇的な変化をとげたのだと思います。
それは男女の恋愛感情から家族愛へ、だと思います。
3人の女性を同時に好きになるのは不実なことです。
しかし小樽君は3人とも愛していました。1人を選べば後の2人は....そう考え3人が幸福なら....と3人のもとを去ります。
これは3人の幸福を願う小樽君の家族愛ではないでしょうか。だからライム達は小樽君の前に「恋人」としてではなく、「家族」として帰ってくるしかなかったんだと思います。
家族なら....娘ならば3人同時に同等の愛をそそぐのは不実どころか、それが当たり前なのですから....
だからライム達の心(記憶)もいったんリセットされるしかなかったのだと思います。
セイバーマリオネットは実はライム達の心の成長、変化以上に小樽君の心の成長、変化の物語だったんだと思います。
人間より人間らしい心を教えてもらった...セイバーマリオネットという物語には本当にそういう思いをいだきます。

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